Basho Report ・ 場所レポート
1993年一月場所(初場所)は千秋楽を終えた。大関曙が13勝2敗で優勝を果たした。
前頭14枚目の大翔山が前頭1枚目の安芸ノ島を叩き込みで下した。勝率20%と見られていた一番をものにした。
前頭14枚目の浪乃花が前頭1枚目の久島海を寄り倒しで下した。数字の上では27%の分の悪さを覆した白星だ。
綱取りの大関曙は13勝2敗とし、目安の13勝に到達。横綱昇進が現実味を帯びてきた。
角番の大関小錦は10勝5敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight曙の直近2場所は、先々場所9勝・先場所14勝(優勝)の計23勝。昇進の目安「大関で2場所連続の優勝級」に照らすと、今場所も優勝級の成績が求められる。
角番は今回で5度目。これまで4回の角番はすべて勝ち越しで凌いできた。
場所前レーティングは2183。全盛期の2384から201ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは4人。
解説 ・ Insight久島海・琴錦は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。
敢闘賞は若翔洋・大翔山、技能賞は若ノ花に決まった。