Basho Report ・ 場所レポート

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1997年三月場所(春場所)千秋楽 ・ 3月23日

貴ノ花、決定戦を制して優勝

1997年三月場所(春場所)は千秋楽を終えた。魁皇・武蔵丸・曙・貴ノ花が12勝3敗で並んだ優勝争いは決定戦にもつれ、制したのは横綱貴ノ花だった。

優勝争い

敗れた魁皇・武蔵丸・曙は本割で並びながら賜杯に届かず、ひとつの相撲がすべてを分けた。

大関ウォッチ

綱取りに挑んでいた大関若ノ花は3勝1敗11休。目安の13勝には届かず、今場所の綱取りは消滅した。

角番の大関貴ノ浪は11勝4敗で勝ち越し、角番を脱出した。

解説 ・ Insight若ノ花の直近2場所は、先々場所11勝・先場所14勝(優勝)の計25勝。昇進の目安「大関で2場所連続の優勝級」に照らすと、今場所も優勝級の成績が求められる。

場所前レーティングは2435と自己最高値(2458)に迫り、数字の上でも綱の水準に達しつつある。

角番は今回で2度目。前回の角番は勝ち越しで凌いでいる。

場所前レーティングは2241。全盛期の2480から239ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。

本日の勝ち越し・負け越し

この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは8人。

解説 ・ Insight大和・朝乃翔・琴稲妻・武双山は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。

三賞

殊勲賞は魁皇、敢闘賞は玉春日・出島、技能賞は出島に決まった。