Basho Report ・ 場所レポート
2005年十一月場所(九州場所)は千秋楽を終えた。横綱朝青龍が14勝1敗で優勝を果たした。
2位に3差をつける、文句なしの制覇だった。
前頭9枚目の豪風が前頭4枚目の雅山を突き落としで下した。勝率26%と見られていた一番をものにした。
前頭14枚目の栃乃花が前頭7枚目の琴奨菊を寄り切りで下した。数字の上では29%の分の悪さを覆した白星だ。対戦成績も1勝4敗と分が悪かった相手だけに、価値ある白星だ。
前頭13枚目の白露山が前頭5枚目の稀勢の里を突き落としで下した。レーティングが弾く勝率は33%に過ぎなかった。通算2勝5敗と苦手にしてきた相手を攻略した一番でもある。
角番の大関魁皇は10勝5敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight角番は今回で9度目。過去8回のうち7回は凌いだが、1回は陥落している。
場所前レーティングは2497。全盛期の2668から171ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは4人。
解説 ・ Insight安美錦・栃乃洋・高見盛は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。
殊勲賞は琴欧州、敢闘賞は雅山・栃乃花・琴欧州、技能賞は時天空に決まった。