Basho Report ・ 場所レポート
2014年一月場所(初場所)は千秋楽を終えた。鶴竜・白鵬が14勝1敗で並んだ優勝争いは決定戦にもつれ、制したのは横綱白鵬だった。
敗れた鶴竜は本割で並びながら賜杯に届かず、ひとつの相撲がすべてを分けた。
前頭13枚目の旭秀鵬が前頭3枚目の碧山を下手投げで下した。勝率21%と見られていた一番をものにした。
前頭9枚目の富士東が前頭4枚目の安美錦を押し出しで下した。数字の上では24%の分の悪さを覆した白星だ。
前頭15枚目の貴ノ岩が前頭10枚目の遠藤を下手出し投げで下した。レーティングが弾く勝率は33%に過ぎなかった。
綱取りに挑んでいた大関稀勢の里は7勝8敗。目安の13勝には届かず、今場所の綱取りは消滅した。
角番の大関琴奨菊は9勝6敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight稀勢の里の直近2場所は、先々場所11勝・先場所13勝の計24勝。昇進の目安「大関で2場所連続の優勝級」に照らすと、今場所も優勝級の成績が求められる。
場所前レーティングは2795と自己最高値(2812)に迫り、数字の上でも綱の水準に達しつつある。
角番は今回で2度目。前回の角番は勝ち越しで凌いでいる。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは8人。
解説 ・ Insight里山・北大樹・稀勢の里・舛ノ山は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。
敢闘賞は遠藤に決まった。