Basho Report ・ 場所レポート
1999年七月場所(名古屋場所)は千秋楽を終えた。出島・曙が13勝2敗で並んだ優勝争いは決定戦にもつれ、制したのは関脇出島だった。
敗れた曙は本割で並びながら賜杯に届かず、ひとつの相撲がすべてを分けた。
前頭15枚目の琴龍が前頭4枚目の雅山を寄り倒しで下した。数字の上では24%の分の悪さを覆した白星だ。通算6勝9敗と苦手にしてきた相手を攻略した一番でもある。
角番の大関千代大海は10勝5敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight角番は今回で2度目。過去1回のうち0回は凌いだが、1回は陥落している。
場所前レーティングは2340。全盛期の2589から249ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは4人。
解説 ・ Insight雅山・湊富士は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。
殊勲賞は出島、敢闘賞は出島・土佐ノ海、技能賞は出島に決まった。