Basho Report ・ 場所レポート

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2001年五月場所(夏場所)千秋楽 ・ 5月27日

貴ノ花、決定戦を制して優勝

2001年五月場所(夏場所)は千秋楽を終えた。武蔵丸・貴ノ花が13勝2敗で並んだ優勝争いは決定戦にもつれ、制したのは横綱貴ノ花だった。

優勝争い

敗れた武蔵丸は本割で並びながら賜杯に届かず、ひとつの相撲がすべてを分けた。

番狂わせ

前頭15枚目の旭鷲山が前頭5枚目の貴ノ浪を寄り切りで下した。数字の上では19%の分の悪さを覆した白星だ。対戦成績も10勝13敗と分が悪かった相手だけに、価値ある白星だ。

前頭8枚目の琴ノ若が大関雅山を上手投げで下した。レーティングが弾く勝率は26%に過ぎなかった。

前頭12枚目の濵錦が前頭2枚目の千代天山を上手投げで下した。勝率27%と見られていた一番をものにした。対戦成績も3勝8敗と分が悪かった相手だけに、価値ある白星だ。

大関ウォッチ

綱取りに挑んでいた大関魁皇は4勝5敗6休。目安の13勝には届かず、今場所の綱取りは消滅した。

角番の大関雅山は9勝6敗で勝ち越し、角番を脱出した。

角番の大関千代大海は12勝3敗で勝ち越し、角番を脱出した。

解説 ・ Insight魁皇の直近2場所は、先々場所10勝・先場所13勝(優勝)の計23勝。昇進の目安「大関で2場所連続の優勝級」に照らすと、今場所も優勝級の成績が求められる。

角番は今回で2度目。前回の角番は勝ち越しで凌いでいる。

場所前レーティングは2309。全盛期の2639から330ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。

角番は今回で4度目。過去3回のうち1回は凌いだが、2回は陥落している。

場所前レーティングは2422。全盛期の2589から167ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。

本日の勝ち越し・負け越し

この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは5人。

解説 ・ Insight若孜・朝乃若・安美錦は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。

三賞

殊勲賞は朝青龍、技能賞は琴光喜に決まった。