Basho Report ・ 場所レポート
2007年五月場所(夏場所)は千秋楽を終えた。大関白鵬が15勝0敗で優勝を果たした。
2位に3差をつける、文句なしの制覇だった。
前頭7枚目の若の里が前頭1枚目の時天空を送り出しで下した。数字の上では30%の分の悪さを覆した白星だ。対戦成績も11勝15敗と分が悪かった相手だけに、価値ある白星だ。
綱取りの大関白鵬は15勝0敗とし、目安の13勝に到達。横綱昇進が現実味を帯びてきた。
角番の大関千代大海は10勝5敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight白鵬の直近2場所は、先々場所10勝・先場所13勝(優勝)の計23勝。昇進の目安「大関で2場所連続の優勝級」に照らすと、今場所も優勝級の成績が求められる。
角番は今回で14度目。過去13回のうち9回は凌いだが、4回は陥落している。
場所前レーティングは2527と自己最高値(2589)に近い水準。数字の上で地力に不安はない。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは4人。
解説 ・ Insight琴奨菊は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。
殊勲賞は安美錦、敢闘賞は出島、技能賞は朝赤龍に決まった。