Basho Report ・ 場所レポート
2011年十一月場所(九州場所)は千秋楽を終えた。横綱白鵬が14勝1敗で優勝を果たした。
2位に2差をつける、文句なしの制覇だった。
前頭12枚目の大道が前頭5枚目の嘉風を叩き込みで下した。勝率19%と見られていた一番をものにした。
前頭15枚目の松鳳山が前頭7枚目の豪風を押し出しで下した。数字の上では20%の分の悪さを覆した白星だ。
前頭6枚目の安美錦が前頭1枚目の豪栄道を下手投げで下した。レーティングが弾く勝率は27%に過ぎなかった。対戦成績も13勝21敗と分が悪かった相手だけに、価値ある白星だ。
角番の大関琴欧州は9勝6敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight角番は今回で4度目。これまで3回の角番はすべて勝ち越しで凌いできた。
場所前レーティングは2426。全盛期の2689から263ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは5人。
解説 ・ Insight栃乃若・豪栄道・嘉風は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。
敢闘賞は碧山・若荒雄、技能賞は稀勢の里に決まった。