Basho Report ・ 場所レポート
2014年三月場所(春場所)は千秋楽を終えた。大関鶴竜が14勝1敗で優勝を果たした。
2位に2差をつける、文句なしの制覇だった。
前頭10枚目の照ノ富士が前頭2枚目の隠岐の海を寄り切りで下した。レーティングが弾く勝率は18%に過ぎなかった。
前頭13枚目の常幸龍が前頭6枚目の安美錦を寄り切りで下した。勝率21%と見られていた一番をものにした。
綱取りの大関鶴竜は14勝1敗とし、目安の13勝に到達。横綱昇進が現実味を帯びてきた。
角番の大関稀勢の里は9勝6敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight鶴竜の直近2場所は、先々場所9勝・先場所14勝の計23勝。昇進の目安「大関で2場所連続の優勝級」に照らすと、今場所も優勝級の成績が求められる。
稀勢の里にとってこれが初めての角番。
場所前レーティングは2657。全盛期の2812から155ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは4人。
殊勲賞は豪栄道、敢闘賞は嘉風に決まった。