Basho Report ・ 場所レポート
2014年七月場所(名古屋場所)は千秋楽を終えた。横綱白鵬が13勝2敗で優勝を果たした。
前頭14枚目の鏡桜が前頭4枚目の玉鷲を寄り切りで下した。レーティングが弾く勝率は28%に過ぎなかった。
前頭10枚目の徳勝龍が前頭5枚目の千代鳳を押し倒しで下した。勝率34%と見られていた一番をものにした。通算5勝11敗と苦手にしてきた相手を攻略した一番でもある。
綱取りに挑んでいた大関稀勢の里は9勝6敗。目安の13勝には届かず、今場所の綱取りは消滅した。
角番の大関琴奨菊は12勝3敗で勝ち越し、角番を脱出した。
解説 ・ Insight稀勢の里の直近2場所は、先々場所9勝・先場所13勝の計22勝。昇進の目安「大関で2場所連続の優勝級」に照らすと、今場所も優勝級の成績が求められる。
角番は今回で3度目。これまで2回の角番はすべて勝ち越しで凌いできた。
場所前レーティングは2487。全盛期の2736から249ポイント低い水準にあり、地力の低下は数字にも表れている。
この日、勝ち越し・負け越しが決まったのは5人。
解説 ・ Insight東龍・大砂嵐・苍國来は7勝7敗で千秋楽に臨みながら痛恨の8敗目。星ひとつに泣いた。
殊勲賞は豪栄道、敢闘賞は高安に決まった。